選手と強化方針の相違で対立し荒れていたテコンドー界隈ですが、
本日(2019年10月28日)、
全日本テコンドー協会の臨時理事会において
全理事の辞職が決定された。
これには選手側としてテコンドーを支えていた
副会長の岡本依子(2000年シドニー五輪銅メダル)も
一安心というところかとは思いますが、
次の理事がどうなるかは
今後の方針しだいとなるため、まだ気が置けない状況である。
岡本依子さんは、「山口香さんに会長をやって欲しい」と言っているが
山口香さんはどんな人なのか?
調べてみました。
もともと古くから協会の金銭問題などはあったようですが、
昨今話題になっているのは、
2017年に会長として金原昇が就任してから。
この会長と選手間には意見の相違があり、
というより、選手からの要望は基本聞き入れない方針だったようです。
2019年6月に選手側全体の意見をまとめたものを提出したそうですが、
それでもスッキリすることはなく、
最終的に9月にテコンドー選手は
合宿の集団ボイコットを行いました。
(28名中26名が不参加を表明しました。)
凄いですね(;’∀’)
ほぼ全員ボイコット(笑)
そんなこんなで、
日本のテコンドー協会がヤバいということで
世界テコンドー連盟による調査も受けていた…
という状況下で
今回の理事総辞職という流れ。
まぁ、選手の気持ちに添えない協会であれば
妥当な流れですよね。
それで気になるのは、
今後の新体制がどうなるのか?
副会長の岡本依子さん
(2000年シドニー五輪銅メダル)は
選手側に立っていた方なんですが、
彼女の意見としては
「山口(香)さんとか会長をやって欲しいな」
ということで、
そもそも山口香って誰なん?って話ですね。
名前 :山口香
生年月日 :1964年12月28日
出身 :東京都豊島区
オリンピック:1988年ソウルオリンピック 柔道銅メダル
略歴
・柔道家6段
・全日本柔道連盟女子強化委員
・日本オリンピック委員会理事
・コナミ取締役
・筑波大学柔道部女子監督
・筑波大学体育系教授
と、山口香さんは
元は柔道家として、
かなり強い人だったんですが、
今は様々な役員を務める
いわゆるバリキャリ!
テコンドーとはこれまで関わりがないようですが、
そんな人が会長になれるのか??
と思いましたが、
前会長の金原昇もテコンドー経験なしとのこと!?
競技経験がなくても
会長職につけるもんなんですね!?
今回の問題だった全日本テコンドー協会は
〇2019年10月28日に全理事辞職に踏み切った。
〇次期会長には山口香さんを岡本依子さんは希望しているがどうなるか?
〇競技経験の有無は会長職とは関係ないようなので、
山口香さんが会長をやられる可能性は十分ありうる!
ということでした。
今後会長を選任する人は
・境田正樹(弁護士)
・井口加奈子
・山口香(日本オリンピック委員会理事)
・友添秀則(日本オリンピック委員会常務理事)
彼らが誰を会長に選任するのか
今後の動向が気になるところです。
会長決定は1ヵ月後目安とのことです。
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